書けないことこそ書く文化の創造が必要

第四章 イスラエルのイノベーションと関わる際の勘所

イノベーションプロセス全体においては、日々の活動がすべてとなってきます。日々の活動が、そのまま価値創造に繋がることをやることが理想です。何をやらないかを考えるかに通じるかもしれません。手当たり次第に物事を進めても、方針や目的が決まっていないと、すべてのことをやり直すことになります。イスラエルビジネスに関わる中で、安易にやりやすいところから始めてしまわないように方針や目的を定めてほしいです。

駐在が決まり、駐在員の日々の業務を行うとなると、現地でしかわからないことが多く、抽象化してしまいます。何にフォーカスした活動をすればいいかが定まっているだけでも、日々の業務のよりどころになります。現地でしかわからないことが多いため、その日々の活動となるとさらに属人化しやすいです。「誰と会ったか」「何を話したか」最前線で何が興っているか「見える化」が、組織としてイノベーションを興せるかにそのままつながっていきます。

一般的に「書けないことこそ書く」文化の創造が必要です。まずは、報告自体のハードルを下げていくことです。属人化しやすいことは、「根拠のある小さい情報」「データに残らないようなアナログな情報」などです。上記情報も、「その『誰』は、どうやって見つけたのか」「なぜ、その話になったのか」などまで掘り下がっているとよりよいでしょう。

上手くいかないこと、思い通りにいかないことのほうが多いです。優先順位が日々変わっていく中で、すべきこと、そして、しなくていいこと。目的と手段が混在していくので、その分別が必要となります。 物事を進めていくと上手くいかないことのほうが圧倒的に多くなります、マニュアルはないため、経営者だけでなく、当事者にもリーダーシップがないと対処が難しくなります。

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